慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

社会学系科目

新・地理学1(4)

地理学の内容は、文化地理学とかぶります。文学部2類は難しいと言われますが、地理学と歴史哲学・史学概論を中心的に解いていけば、さほど難しくはなくなります。どの学部にも難しい科目と簡単な科目があります。一番難しいと言われる経済でも、簡単な科目…

地理学2(2)

地理学2は、科目試験が難しいです。私は地理学2が一番最後の試験でした。新しい科目だったので、他の科目と比べて過去問が少なく、これまでの科目試験(3度あった)が参考程度にしか役に立ちませんでした。今なら過去問もそろそろ揃っているのかな?と思…

地理学2(3)

過去のレポートが出てきたので掲載したいと思います。当時は、小説を読んで、その舞台を地理学的に説明せよというものでした。おそらく、慶應通信で一番手の抜ける科目だったと思います。5章ほどからなる本でしたが、私はこの本の1章しか読んでいません。…

地理学2(1)

地理学2の課題は、「複数のガイドブック(外国)の複数の情報ソースを比較して地誌的な記述の共通点と相違点をあげなさい」というものです。これは少し難しいなと思いました。まずやってみることは、複数のガイドブックを購入するところからでしょう。 ガイ…

社会学史1(5)

文学部1類に学士入学して、どのレポートを書こうか迷ったら、社会学史1をおすすめします。約400字で「はじめに」、1600字で社会学者の議論の要約、1600字で現代的視点からの分析、400字で「終わりに(まとめ)」という感じで書いていくと良いでしょう。 社…

新・地理学1(3)

地理学にかんして、最後に付け足しです。 この科目は「自分で考える」系の科目です。こうした科目の方法は、問いに対して、まず答えを作り出すことです。問いは「TNCの課題と日本の役割は何か?」でした。では、その答えは何か。答えは、何だっていいんです…

新・地理学1(2)

前の記事に間違いがありました。課題は「トランスナショナル化する世界経済から見た日本経済について役割と問題点」です。経済産業省のデータを元に考察するのが課題です。ポイントは、以下のところです。 ■アジア・オセアニア地域における地域統括拠点数は…

新・地理学1(1)

新・地理学1では、TNC(トランスナショナルカンパニー)に関する課題が出ます。課題は「TNCが抱える課題」です。私のときは、「トランスナショナルカンパニーを一つあげ、その特色を地図を用いて記述しなさい」みたいな感じだったので、以前より難易度が増…

新地理学1、地理学2

地理学のレポートは社会学史と同様に易しい科目です。ですので、2類だけではなく1類や3類の方も受講するようにしましょう。地理学1はTNC(トランスナショナルカンパニー)に関して。地理学2は文学作品で好きなものを選んで、その地理学的特徴が作品…

社会学史1(4)

フーコーと並んで書き易いのが、ロバート・キング・マートンです。彼は「逸脱」に関する研究で知られています。彼の逸脱論の中心をなしているのが、「ラベリング理論」と「準拠集団論」です。 ラベリング理論というのは、個人に対してあるレッテルを貼ると、…

社会学史1(3)

いつも適当に、このブログを書いてます。2週間ほど前に社会学史1について書きましたが、あまりにも適当過ぎたかなと思い、改めて丁寧に書いてみたいと思います。この社会学史1は文学部でも易しい部類の科目です。ですので、学士入学で学習が立ち止まって…

社会学史1(2)

前回紹介した『監獄の誕生』は、以下のようなことが書かれています。 『監獄の誕生―監視と処罰』は1975年に出版された。近代以前における刑罰は、権力者の威光を示すために犯罪者の肉体に対して与えられるもの(公開の場で行われる四裂き刑、烙印、鞭打ちな…

社会学史1(1)

社会学史1と社会学史2は、字数さえ満たせば合格とも言われる、易しいめの科目です。ですので、文学部生は類に限らず受講するようにしましょう。 さて、社会学史1の課題は『クロニクル社会学』(有斐閣アロマ)にある社会学者のうち一人を選び、彼の思想を…