慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

読書の記録を手帳につけよう

 レポートをこなすためには、言うまでもなく文献を読む必要があります。一般のレポートならば3冊〜5冊、卒論なら30冊〜40冊程度です(これはどこの大学でも同じです)。そのため、倦まず弛まず、計画的に読書を進めていかなくてはなりません。そのときに役立つアイテムが手帳です。私は手帳を使って、読書を進めていきました。
 私は左側のページに日付が、右側のページがノートになっているものを利用しました。ちょうど↓こんな感じのダイアリーです。
http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/ScheduleNotebook
 現在私は、このURLにある中で一番小さい、黒色のダイアリー(9×14)を使っています。レポートなどの課題に集中的に取り組んでいた昨年は、それよりも大き目の(13×21)程度のサイズのを使いました。(昨年使ったのはモレスキンではなく、別メーカーのですが、モレスキンと中身の構造は同じです。
昨年私が購入したダイアリーは、メーカーの名前を忘れてしまい、ネットで探せませんました)。


 で、どのように計画を立てていったかというと、まず右側のノートの一部を使って、課題文献の章立てを書きます。私は学習計画も日々の計画も卒論も仕事も一つのダイアリーを使っています。

1.ToDo
□電気料金支払い
□ゴミ捨て(プラスチック:水)
□メールチェック
□無線LAN設定


2.購入予定物品
□タッパー     □ペンケース
□ポン酢、調味料  □マーカー
□洗濯かご     □歯ブラシ


3.読書
社会心理学慶應義塾大学出版会)
□第1章 社会心理学とはどのような学問か
□第2章 欲求と動機付け
□第3章 自己
□第4章 社会的認知
□第5章 態度と態度変容
□第6章 対人関係と対人行動
□第7章 集団
□第8章 マス・コミュニケーション
□第9章 普及

 まずチェックボックスを書き、そのあとで章と、章の名前を書いていきます。そして、1日で1章ずつ読んでいきます。読み終えたら、チェックボックスにチェックを入れます。当然自分の頭では理解できないところも出てきますが、レポートで重要でないところは不理解のまま飛ばし、レポートや卒論で重要なところは、2周目に改めて読みます。ここでは1日1章というペースを守ります。
 それから、本を読むときはルーズリーフに、重要だと思うところをメモしていきます。カラーのものを使うと楽しいです。


 次に、左側のページなんですが、そこに、いつ、どの章を読んだか、ということを書き込みました。私は、そのページを、下の感じで9つに分けました

 この0から9までの数字は、自分の脳内の時間割です。21歳まで在籍していた大学の時間割を参考に作りました。
0は7:00〜9:00、1は9:00〜10:30、2は10:40〜12:10、3は13:00〜14:30、4は14:40〜16:10、5は16:20〜17:50、6は19:00〜20:30、7は20:40〜22:10、8は22:20〜23:50を示しています。
 この中で、1〜5は実際の大学の時間割、0と6〜8は、自分の頭で作った時間割です。それに、読書計画を書き込んでいくと、下のようになります。

 こんな感じです。ところで、現在はポケットサイズの手帳をつかい、これよりもシンプルな形で、

 と割り振っています。ここでのaは朝(午前中)、bは昼(18時くらいまで)、cは夜(24時まで)です。
 読書は、というか何でも最初は辛いです。私も電子辞書片手にヒーヒー言ってました。でも、言葉を覚えると、次第に楽に読めるはずです。頑張りましょう。