慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

テキストの読み方(4)

 レポートは知識がないと書くことができません。たとえ都市社会学の「感想を書け」というような課題でも、新たに知識を身につける必要があります。そのためには読書することが必要となってくるのですが、はじめは書いてあることが難しくて、なかなか読みすすめることができないと思います。
 そういったときに、以下の3つのアイテムが役立ちます。

1.辞書(電子辞書だと良し)
2.専門語辞書
3.高校参考書(国語)



 1に関しては省略します。
 2の専門語辞書というのは『社会学小辞典』や『心理学辞典』など、個別の学問に関するキーワードが載った辞典です。

社会学小辞典

社会学小辞典

心理学辞典

心理学辞典

 私は心理学を受講していませんでしたが、社会学小辞典はレポートやテストには必携です。


 3の高校参考書というのは、現代文のキーワード辞典です。
大学入試現代文キーワード500―読解と小論文 (新版完全征服)

大学入試現代文キーワード500―読解と小論文 (新版完全征服)

 社会学や哲学には、普通に使われていて、分かりやすそうなのに分からない言葉がたくさんあります。例えば「意味」、「アプリオリ」、「形相」、「精神」、「内面化」など。そういった言葉の意味が、こうした参考書に詰まっています。キーワード辞典を買って、一度最初から読んでみるというのもいいかもしれません。


 この他に、大学受験用の小論文の参考書もおすすめです。私は樋口氏の本をよく読みました。 ここには「書かずに解ける」と書かれていますが、書かない限り解けないと私は思います。でも、この本は分かりやすいです。財布に余裕があったら買ってみましょう。