慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

6科目試験

 私は一度だけ、6科目を受けたことがあります。2年前の10月です。4単位が2つ、3単位が2つ、2単位が2つ、全部に合格すれば18単位貰えるはずでした。しかし2単位の科目を一つ落として、結局手に入ったのは16単位でした。
 テスト前は、それはもう必死でした。「なんでこんな酷い目に…」と思いながら勉強していました。とれる勉強期間は1週間でしたから、最後の最後までテストのことばかりを考えていました。1日目が終わると、リバーサイドキャンパスから梅田のマクドナルドまで少し散歩して、そこからまた勉強を再開しました。
 テスト勉強は、過去問の答えをテキストから探して、テキストにある言葉をまとめ、覚える、というものです。勉強というよりも、作業に近いです。しかし、なかなか答えを見つけることのできない問題もあったりして、そういった問題に出くわすと、胃がキリキリしそうになりました。2日目は、試験は9時半から始まります。それまでの間、ホテルや電車の中でテキストとひたすらにらめっこしていました。テスト期間中ほど、時間が早く通り過ぎる時期というのは、なかったです。


 科目試験のコツなんですけれども、文学部は、一科目あたりの単位と、その難しさは比例していません。ですので、4単位や3単位の科目を集中的に受講したほうがいいです。ところで私はテストの成績は気にしないほうです。AもCも、合格ならば同じだと考えていました。しかし、成績を気にする方は、6科目試験はおすすめしません。ただ、6科目受験は、成功するとものすごく気分が上昇します。