よく「論理学は難しい」と聞きます。私はレポートを書かなかったので採点の厳しさがどんなものかを知らないのですが、さっきテキストを見て「これは難しいなぁ」と思いました。おそらく、文学部1類で一番難しいテキストだと思います。もちろん科目の難易をどのように捉えるかは個人によって異なりますが、テキスト内容自体の難しさは、他にも難しいと言われている倫理学や現代倫理学の諸問題を越えていると思います。
ちなみに、テキストの難しさと単位の取りやすさは比例していないです。最も難しい部類に入る教育学は、なかなか単位は取れませんが、テキスト自体は易しめです。
「卒論では論理性が重視されるから論理学は取っておいた方がいい」と思っている方は結構いるのではないかと私は思っていますが、卒論に論理性はさほど必要はないと私は思います。ひょっとしたら、卒論の中で論理性を逸脱しているのは私だけかもしれませんが。文章の作成に不安があるならば、この文献をおすすめします。
- 作者: 野矢茂樹
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 2001/05/15
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ところで、テストやレポートの難しさは年によって異なります。ひょっとすると、来年や再来年は簡単になっているかもしれません。