よく、慶應通信と他の通信教育は比較されます。時に、大学院とも比較されますが、私は慶應通信の卒論は、大学院の修士と比較されますが、慶應通信には修士論文と肉迫している卒論が少なくありません。
ということは、つまり普通課程で慶應通信を卒業するのは、並々ならぬ苦労を覚悟する必要があります。
でも、大丈夫。大学に入っても、大学受験レベルの勉強を続けていれば、容易にこなせます。大学に入れば、たいていの学生は遊びます。そうした環境の中で、涙を堪えて勉強する姿勢が大切です。
時に「なんで自分だけが(涙)」と思うこともあると思います。しかし、そんなときは「自分は勉強を楽しんでいるんだ!!」と心に言い聞かせましょう。勉強は辛いです。特に、大学受験で失敗し、通信課程を受講している人にとっては。もっと遊びたいと思ったはずです。社会人の方は、周りの理解を得るのに一苦労すると思います。社会心理学の三井宏隆教授は、通信教育に関する本に「勉強をしている姿勢を傍目から見ると、何か宗教にはまったのではないかと思われるかもしれない」というようなことをお書きになられました(しかし、実際三田会とある宗教とを関連付けて論じた学者がいます)。
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
(日記内容を一部訂正いたしました。ご指摘に感謝します)