英語が全く手をつけられない方に勉強の対策について書こうと思います。
慶應通信の課題は、簡単なものと難しいものまでの格差が大きいです。簡単なものは、レポート初心者が頑張れば、なんとか合格できるレベルです。難しいものは大学教員ですら不合格になってしまうレベルです。また卒論も先生によって卒業の早さが異なってきます。A先生のところで卒論を書いていた人が一向に卒業させてもらえなくて、苦渋の決断でB先生に依頼したところ、すんなりと卒業させてもらえ、そのうえ主席にもなったという話を聞いています。
では、英語はどういったレベルなのかと言いますと、英語は易しいです。MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)や関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)あたりの大学に合格する学力があれば、合格は容易です。特に英語2(文法)については即提出できると思います。通信を始められた方で、この学力帯にいるかたは、まず英語から重点的に取り組むと良いと思います。
では、この学力帯より下におられる方の対策ですが、こつこつと取り組むしかありません。今回は英語1について書きますが、英語1の科目試験はテキストの後ろにある英語表現演習の穴埋め問題が出ます。これを読んで全く意味がつかめないならば、英語1のテキストの他に『Forest』を使用されるとよいと思います。私は高校生のときこれを使って英語を勉強していました。イラスト付きのわかりやすいテキストです。また、辞書も必要になると思います。その時は、『フェイバリット英和辞典』がすすめです。Forestは、なるべく新しいバージョンの方がいいと思います。というのも、私が高校生だったとき(15年前)のForestは誤字が多く、訂正の冊子が配られたとき「新しいバージョンと交換してくれよ」と思ったほどでした。もうだいぶ経つので、誤字はほとんどないかと思われます。
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また、英語で読んだ(勉強した)項目についてチェックリストなどを作ってみることをおすすめします。
序章:語・語の集合・文
□§1 語の種類:8品詞
□§2 語の集合:句と節
□§3 ・・・(略)
といった感じです。もしわからなければ、Forestなどを参考にしながら読み進めていく。もしかしたら、人によってはForestから読み始めた方がいいかもしれません。で、テキストを読んで勉強して、きちんと理解できるかどうかチェックして、理解できないならばテキストや他の参考書で勉強してみる。レポートは、このように勉強していくと合格は得られるはずです。
また科目試験は、文法の説明が50点、巻末の英語表現演習の穴埋め問題が1問5点で10だと思います(私の頃はそうでした)。レポートの後で英語表現演習を読み込み、全てが理解できるまで根気よく勉強すると良いでしょう。自分で穴埋め問題を作ってみると良いかもしれません。
次回は、文法の説明について書きます。