慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

大角政子さんを偲ぶ会

 2016年の1月30日、大角政子さんを偲ぶ会を行う予定としています。私斎藤は、その会で重要なお役をいただくこととなりました。
 2008年の夏、初めて科目試験を受けた日のこと、私に初めてお声をかけてくださったのが大角さんでした。とても気さくな方で、誰とでも仲良くなってしまう方でした。大阪慶友会在会中は、とても親切にしていただきました。
 大角さんは癌で他界されました。気付いた時は体の様々なところに転移していました。他界された当日、私は知人からそのことを聞いたので、それまで癌であることを知りませんでした。「体調をわるくされたのかな?」となんとなくは感じていましたが。

 大角さんは誰に対してもとても優しくしてくださった方でした。それだけに、他界後は「大角さんと出会わなければ、これほどつらい思いをすることはなかったのに」とまで思いました。
 私は前夜祭(お通夜)の前から早くに教会に行きました。道を迷っても困らないため、万が一駐車場にとめられず困ることをなくするためです。
 幸い道に迷うことも駐車場も確保できなかったので、かなり早くにつきました。教会の方に挨拶に伺ったところ、先にご遺体を見させていただくことをお赦しいただき、対面し私は号泣しました。
 その後、前夜祭にて、別の教会で神父をしておられる次男の方の説教を聞きました。ここでは書くのは差し控えますが、これまで紆余曲折を経た「小さな巨人」という別称にふさわしい、かなり精神力の強い女性であったことを確信するたくさんのエピソードを聞きました。
 私はこれほどまでに感動的な前夜祭を経験したことはありません。前夜祭を終え、私は大角さんと出会えてよかったと確信しました。大角さんは家族葬にされるおつもりだったそうですが、息子さんなど親族の方々が、誰もが来られる前夜祭にされました。グッジョブです。
 これを読んで偲ぶ会に参加したいという方はメールをください。場所など詳しいことが決まりましたら、こちらから改めてメールを送ります。多くの方の参加をお待ちしています。
(この記事は、12月20日に書きました)