慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

必要な単位数を知っておこう

 重要なことを書くのを忘れていました。通信生にとって重要なことの一つは、卒業までの単位数を把握しておく、ということです。必要な単位数を把握するだけで、学習がぐっと楽になります。塾生ガイドによると、必要単位数は以下のとおりになっています。

普通課程:124単位=(総合科目)48+(専門科目)68+(卒論)8
特別課程:106単位=(総合科目)30+(専門科目)68+(卒論)8
(★以前に在籍した学校で体育の単位が認められている場合は、合計102単位)
学士課程: 84単位=(総合科目) 8+(専門科目)68+(卒論)8
(★総合科目は英語のみ)

 これを見ると、「必要な単位数ってすごく多いな」と思われると思います。しかし、これはスクーリング+テキストをあわせた単位です。スクーリングはテキストとは異なり、単位を獲得するのが容易です。サボらない限り、まず落とされることはありません。仕事や家事で忙しい人もいると思いますが、上限までスクーリングで単位を取得したほうが、卒業に有利です。単位の上限数は以下の通りです。

普通課程:50単位=(総合科目)22+(専門科目)28 (最低必要単位数30)
特別課程:40単位=(総合科目)12+(専門科目)28 (最低必要単位数22)
学士課程:30単位=(総合科目) 2+(専門科目)28 (最低必要単位数15)

 夏スクや夜スクで頑張れば、これだけの単位を取得することができます。上限いっぱいスクーリングで単位をとった場合、テキストで取得しなくてはいけない単位数は、引き算でこうなります。

普通課程:74単位=(総合科目)26+(専門科目)40+(卒論)8
特別課程:66単位=(総合科目)18+(専門科目)40+(卒論)8
学士課程:54単位=(総合科目) 6+(専門科目)40+(卒論)8

 ここで、どれだけレポートや論文を書かなくてはいけないか、ということを考えてみます。まず、普通課程が取得する総合科目の単位数は26単位です。そのうち英語が6単位で、残りは20単位です。総合科目には4単位の課題が結構あり、全て4単位のレポートを選択すると、5科目書けばクリアとなります。この場合、特別課程は3科目でOKです。
 一方専門科目ですが、文学部の場合、4単位や3単位のレポートを多めに選択すると、レポートの負担が少なくてすみます。4単位の課題の課題の方が2単位の課題よりも難しいか、というと、決してそうではありません。科目の難易度は単位数と相関はなさげです。私は48単位をテキストで取得したのですが、書いたレポートは全部で18です。
 だから、なるべく書かなくてはならないレポートが少なくなるよう、工夫して課題に取り組みましょう。科目試験も楽になります。