慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

高校の勉強と大学の勉強(1)

 私はこのブログを、一般の大学ではない別の選択肢があることを示すために書いています。金銭面で苦しい思いをしている友人が私にはいます。同級生と同じ思いをしている人たちを間接的に助けたいと思い、このブログを書きはじめました(今は結構適当に書いているんですが)。
 慶應通信は大学受験をしなくても、簡単に大学に入学できます。文学部の競争率は1.1倍で、高いといわれる法学部でも、最高で1.5倍です。ですので、しっかりと書いてさえいれば、まず落ちることはありません。しかし、卒業に関しては、受験生を経験したかどうかで大きく異なっていると思います。受験生を経験している人の方が、勉強のことをよく知っているからです。
 大学受験はハードです。1日10時間以上勉強しても、志望校に落ちる人はたくさんいます。私もその一人です(^p^)。努力が必ず報われるとは限りません。私は受験生のとき阪大以上京大未満だと思っていました。しかし、センター試験でコケ、志望していた国立大学を受けさせてくれませんでした(しかし、不本意ながら行った大学がとても良い大学で、そこでみっちり勉強できたので、その後の慶應通信ではそれほど苦労しませんでした)。
 しかし大学受験を経験していない方は、慶應通信で初めて勉強の大変さを経験すると思います。『ドラゴン桜』で受験生たちがあっさりと東大に受かるように、簡単に慶應通信を卒業することは不可能です。生活の殆どを勉強に費やす覚悟が必要です。下手に効率を求めると泥沼にはまります。普通課程を4年や4年半で卒業するのは至難のわざです。
 受験生を経験していない方は、まずは効率よりも時間の確保を優先し、読書で言葉(語彙)を身に付けてください。なるべく躓かないよう、簡単な入門書から読み進めてください。一般のレポートは、慶應といえど入門書レベルの知識で済みます。


追記…「苦労しなかった」って書いたけど、やっぱり結構大変だった。