このブログのイラストは、学生時代の友人の妹さんが書いてくださいました。どこかは聞いていませんが、芸大で勉強をなさっています。私は中学時代、美術で１０段階評価の４を取るほど才能に乏しいので、芸大は自分の能力を遥かに超えた、異次元の存在です。
今から13年前。中学２年の夏休み、あまりにも絵が下手だった私を見かねた母親が、当時大阪芸術大学の学生であった従兄に、私のコーチになるよう有料で依頼しました。夏休みには交通安全のポスターを描く宿題がありました。
で、従兄の指示に従ってポスターを描いていったんですが、どういった描きかたをしたかというと、従兄が私の背後に回り、筆を持った私の手首を掴み、それを動かしていく形でポスターが作成されました。おかげでそこそこのポスターができました。
しかし、しばらくして、優秀なポスターのいくつかが、廊下の壁に飾られていました。そこには私の作品もありました。それを見た瞬間、激しい後ろめたさを感じました。それ以降、私は芸術活動に励むことになり、４だった成績が６まで上がりましたとさ。
慶應大学の大阪リバーサイドキャンパスの隣に、大阪芸術大学ほたるまちキャンパスがあります。大阪でテストを受けている方は見ていると思うのですが、エントランスがとてもきれいで、芸大らしい楽しそうなポスターが貼られています。中に入ったことはないのですが、調べてみるとカフェやラウンジ、ＴＶスタジオがあるそうです。空いた時間に行ってみようかなと思います。
