慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

大学図鑑

 明日はセンター試験。私は、受験生には必ず『大学図鑑』をすすめています。通信生にとっては殆ど役には立ちませんが、一般の学生にとって校風や学生の様子を調べるためには、これが一番参考になると思っています。

大学図鑑! 2011

大学図鑑! 2011

 この本では、関東の私立大学は大きく分けて5つのグループ分けがなされています。アルファベットは、難易度を示しています。
(関東A)早稲田、慶應義塾上智、国際基督教、東京理科
 前三者は「早慶上智」とまとめられることが多い。国際基督教大学は、関西ではあまり知られていないが、関東では有力なプロテスタントの大学。ICUと略される。女子生徒が多いが、男子校としてスタートした。東京理科大学は、『坊ちゃん』の出身校。就職は良いが課題が非常にハードで、留年者・退学者が多い。
(関東B)明治、青山学院、立教、中央、法政、学習院
 前五者は「MARCH」とまとめられることが多い。明治大学と法政大学は、キャンパスに高層ビルがあり、それぞれ「リバティータワー」、「ボアソナードタワー」という名前がつけられている。夏季スクーリング中、中央線あたりを散歩したが、リバティータワーの高さにびっくりしたのを覚えている。
(関東C)成城、成蹊、獨協、国学院、武蔵、明治学院
 前五者は「成成獨国武」とまとめられる。これらの大学も、関西人の私には、殆どなじみがない。国学院は全国の大学に存在する「さだまさし研究会」の総本山。明治学院は、アルフィー南こうせつの出身校で、実は明治大学よりも歴史が長い。
(関東D)日本、東洋、駒沢、専修、神奈川
 前四者は「日東駒専」と略される。日本大学は人口規模が非常に大きく、関東のいろんなところに散らばっている。これらの大学も、関西人の私には(ry)
(関東E)大東文化、東海、亜細亜、帝京、国士舘
 略して「大東亜帝国」。大東文化大学は書道や中国文学で有名。東海大学は、航空工学科があり、滑走路がキャンパス内にあるらしい。また北欧の語学研究がよく知られている。関西人の私には(ry)


(関西B)関西、関西学院同志社立命館
 略して「関関同立」。関西人ならば、身内に一人はこれらの大学の出身者がいる(かもしれない)。関西の有力私大。私は一時期京都市に住んでいたことがあり、近くにあった同志社大学でご飯をたべたことが何度かある。立命館大学はクイズ研究会が有名。関西大学は、大学街がすごく雰囲気がよい。関学は「かんさいがくいん」ではなく「かんせいがくいん」と読む。
(関西D)京都産業、近畿、甲南、龍谷
 略して「産近甲龍」。京都産業大学は、お笑い芸人を多数生み出している。近大は日大同様に規模が大きい。甲南は、キャンパスがきれい。龍谷は、私の実家が寺院で、いろんな小冊子が必要ないのに送られてくる。祖父以上の世代は龍谷出身。
(関西E)摂南、神戸学院追手門学院桃山学院
 摂南、神戸学院は薬学が知られている。追手門学院宮本輝の出身校。桃山学院は、オーディオ環境が充実していると知られており、学生のときTOEICはいつも桃山学院で受けていました。


 ここまで、およそ40校あげましたが、それぞれいろんな個性があります。校風を知る方法として、学食を食べてみる、というのが一番いい方法だと思います。