慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

編入学試験対策(1)

 慶應通信には、大学院を目指しておられる学生が結構います。でも、通信卒業した時点で、東大院であれ京大院であれ、第二外国語に気をつけさえすれば、さほど問題なく合格できると思います。実際に受験に取り組むと、結構ハードだと思われるかもしれませんが、決して困難なことではないと思います。
 しかし、中には(少数だと思いますが)編入学をねらっている方もおられると思います。以前は、編入学は非常に困難でしたが、今概要を見ていると、やや簡単になっているのではないかと思いました。慶應通信から通学課程に編入すると、卒業論文の負担が大きく減ります。慶應通信の課題を「所詮学部レベル」と思っている人でも、卒論は大変だと感じたはずです。授業出席の負担と引き換えに、卒論の負担を少なくすることは、就職活動に対するゆとりを大きくすると思います。それに短い期間で単位を取るのは大変ですが、一般の入学試験よりは易しいと思います。
 編入学試験に必要な条件は、以下の通りです。

文学部
1.文学部を除く 慶應義塾大学在籍の第1学年修了者または平成23年3月第1学年修了見込みの者で、かつ入学後1年以上在籍見込みの者。
2.慶應義塾大学文学部(通信教育課程を除く)在籍者で、同学部の他の専攻へ出願する者は第2学年修了者(平成23年3月第2学年修了見込みの者を含む)。
3.慶應義塾大学通信教育課程在籍者で、総合教育科目(英語4単位およびドイツ語・フランス語のうちから1語種4単位を含む)26単位以上を取得している者。
経済学部
1.経済学部を除く慶應義塾大学在籍の第1学年修了者または平成23年3月第1学年修了見込みの者で、かつ入学後1年以上在籍見込みの者。
2.慶應義塾大学通信教育課程在籍者で、総合教育科目(英語4単位およびドイツ語・フランス語のうちから1語種4単位を含む)28単位以上を取得している者。
法学部
1.法学部を除く慶應義塾大学在籍の通学課程第1学年修了者または平成23年3月第1学年修了見込みの者で、かつ入学後1年以上在籍見込みの者。
2.慶應義塾大学通信教育課程に出願時において12か月以上在籍(平成22年1月11日現在すでに在籍)する者で、総合教育科目の合計30単位以上を取得している者。ただし、30単位の中には、外国語2語種8単位、人文・社会・自然科学分野(自由科目を除く)のうちから16単位、合計24単位以上を含むこと。
慶應義塾大学2011年度第2学年編入学試験概要」より一部抜粋

 総合科目は、4単位の科目が多いので、書かないといけないレポートの数は少ないですが、テストで単位を落とすとヤバイです。ですので、編入をねらっている方は、しっかりとした過去問対策が必要です。過去問は全て解いておくようにすべきです。慣れなかったり、(私のように)手を抜けばDを連発することがあるでしょう。しかし、受験を経験していて、なおかつ真剣に取り組めば、普通に合格できます。