慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

純粋な学問とは

「純粋に学問をする」ということは、それなりの力量が必要です。
一般の課題ができないうちは、その学問は、他者に理解されない自己満足の範疇です。
また、別に大学に入らずとも、本を買う資金さえあれば純粋な学問はいくらでもできます。


ある掲示板で「慶應通信では純粋に学問をさせてくれない」とありましたが、
それは間違いで、慶應通信の中で好きなことを突き詰めた方がおられます。
その方の卒業論文は、辞書並みの厚さです。きちんと裏表印刷されています。
私は、一般の課題は(激ムズもあるけど)学部レベルだと思っていますが、
卒業論文に関しては、決して簡単にいくものではないなと思っています。
慶應通信は好きなだけ居ることができますから、卒論だけに3,4年掛けておられる方もいます。
私は、どれだけ手軽に卒業できるかということを慶應通信で試していましたから、
その方の卒論は、私の卒論とは違うのです。


で、辞書並みの卒論に関して、「文字数が多ければいいというわけではない」という意見もありますが、
私は素直にすごいと思っています。気迫が、明らかに違うのです。
「純粋に学問がしたいから」という言葉は、中退のためにある言葉ではないと思います。