慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

小説を読むこと

 正直のところ、私は小説をほとんど読みません。ラノベも読みません。読んだのは、慶應の課題であったカミュの『異邦人』と、何となく手にとった向田邦子の本くらいです。それから、ブログを書くために阿Q正伝をチラッと読みました。しかし、小説の数は、両手で数えられるほどです。
 小説は、それを読むことで、他人の人生を追体験(仮想体験)できます。もちろん、小説の多くがフィクションなんですが、小説を読むことで社会の動きや他人(著者)の考えなどを学び取ることができます。そうしたメリットが小説にあります。
 しかし、私は長編小説を読みきるだけの体力はありません。カミュなら何とか読めましたが、それ以上長くなると無理かな、と思います。私がもし文学部3類ならば、卒業はできていなかったと思います。
 ちなみに、19世紀のフランス文学で『赤と黒』を読みましたが、実は全部を読みきっていません。『漫画で読破』シリーズに目を通して、そこから重要なシーンを、字だけの『赤と黒』を読み、内容を把握しました。慣れれば、そんな感じで単位が取れます。