慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

指導担当の先生の依頼(1)

 この前の例会で、私と同時に卒業した方とお話しました。どんなことをお話したかというと、卒業論文を指導してくださる先生の選択です。ここで下手をすると、予想よりも卒業がかなり延びてしまう惧れがあるでしょう(あるかもしれません)。
 慶應通信には、いろんな学生がいるのと同様に、いろんな先生がいます。じっくりと卒論を見てくださる面倒見のいい先生もいれば、そこそこ卒論が書けていれば卒論指導が1度であっても卒業の印鑑を押してくださる有難い先生もいます。私の場合、後者のタイプの先生に見ていただきました。
 先生に関する情報は、事前にスクーリングや慶友会で情報を集めるといいでしょう。先生への担当の依頼を出す事前にしておきたいことは、9月と3月の『三色旗』を見ることです。この月の三色旗には、卒業生・卒業論文・指導教官の一覧があります。それを見て、どの先生がどれだけの学生を卒業させたかを見ておくことが重要です。
 また先生の専門領域を考慮しておくことも重要です。学生がどんな卒論を書きたいと思っているのか、その希望に応える守備範囲を広く設定している先生と、狭く設定している先生がいます。前者の先生は、卒論が進んでいる学生は早く卒業できる反面、まだ卒論の構想段階が曖昧な学生にとっては不向きです。逆に、後者の先生はみっちり型です。どういう風に卒論を書いていけばいいか分からない学生に向いています。
 以上に加え卒論は、人によっては3年〜5年にわたる長丁場になると思います。ですので、なるべく気の合う先生を選ぶようにしたほうがいいと思います。