今年の新入生の方は、もう既に教科書などを受け取っていると思います。そして、中でも気の早い方はレポートに取り掛かろうとしていると思います。でも、なかなか書けない方が多いと思います。そうした方に対し、私が言えることは、「耐えましょう」の一言しかないです。
大学では高校までと違った知識の使い方が求められます。勉強ができるできない以前に、日本語が書けないという、「人間としてどうよ」と思わざるを得なくなる壁にぶつかると思います。通学には及ばずとも、自分は高校時代上位の成績だったから、慶應通信ならば何とかなるはずだという思い込みが崩れ、これまで見下していた偏差値の大学レベルの学生と同じ水準に落ちてしまったのではないかという予感が現実味を帯びてきます。
でも、それが普通なんです。私は慶應通信に対しては余裕はありましたが、一つ前の大学の1年生のときに強くそう感じました。文転を後悔しました。
とりあえず、落ち着いて勉強できる空間を探すことから始めましょう。やってはいけないことは、今から中退を決意すること。今中退したら、後はないかもしれません。