これから、しばらくみっちりとした文を書いていきたいと思います。
慶應通信(文1)の中には、文化人類学について学びたいと思っている方はおられると思います。しかし、レポート課題の段階では、慶應通信ではあまりこれらの学問について学ぶ機会はありません。「文化人類学」というテキストはないからです。スクーリングに関しては、「文化人類学」の講義はありますが、この科目は、卒論に入ってから本格的に学べる(というか、卒論にする人は学ばざるを得ない)科目になるでしょう。ここでは、文化人類学を専攻する場合、どのような道順で勉強するかについて考えてみたいと思います。
1.まずスクーリング
まず、スクーリングに「文化人類学」の講義があれば、それに申し込んでみましょう。今年はなかったと思います(既に申し込みは終わっていますが)。私は初めてのスクーリングで、宮下克也先生の講義「文化人類学」を受講しました。ときおり映画や音楽などの動画をはさみつつ、民族の姿(どのように民族性が表出されるか)などが解説され、とても興味深い講義でした。おすすめです。テキストは、ボリューム大きめの『文化人類学』というテキストでした。
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文化人類学の近縁の学問に、哲学や社会学があります。テキストでは「社会学史1・2」、「西洋哲学史2」、「倫理学」、「現代倫理学の諸問題」+「20世紀フランス文学」などが当てはまります。これらの学問は、文化人類学を学ぶ上で非常に重要です。こうした科目を中心に履修してみましょう。
で、こうした科目を履修する人は、これらの参考書(特に後者)を自発的に手に取るはずです。
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