慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

卒業することで得られるもの

 卒業してから「慶應通信卒という学歴が人生において役立つか役立たないか」という議論をこれまでネットで見てきました。「慶應通信を卒業しても、何も変わらない」という意見をこれまで見てきたのですが、私は決してそうではないと思っています。大学を卒業することで変われることが、きっとあると思っています。
 20代前半の学生に関しては、就職に対してアドバンテージになるでしょう。就職氷河期と言われる現在、やはり通学生でも苦戦しています。就職においては、就活生同士のチームワークが重要らしいですが、その点は積極的にならない限り、通信生にとっては若干不利になるでしょう。
 しかし通信生は、社会人学生とともに学んでいます。ひょっとしたら、憧れの企業で働いていたり、起業したという方が近くにいるかもしれません。そうした方から情報は、ときに大きな力となるでしょう。この年齢で「通信だから…」と諦めるのは良くないことだと思います。
 就職以外では、特に男性ならば恋愛で強みを発揮します。ランク王国(TBS)という番組があるのですが、そこで行われた「彼氏にするなら何大卒?」というアンケートで慶應大学は1位でした。また、相手女性の学歴をそれほど気にすることはなくなると思います。
 女性の場合は、やや不利になるかもしれません。しかし、もし相手が学歴に引け目を感じているようであれば、彼氏に通信に入学させて勉強を教えてあげればOKだと思います。
 さらに、慶應通信は進学に有利です。しかし、「有利」というか慶應通信を卒業するだけの論文力が備わっているならば、大抵どこの修士でも受け入れてくれると思います。しかし、進学は語学をきちっとしておくことも重要です。進学を目指すならTOEICや英検と並行しながら学習を進めていくといいでしょう。
 だから、20歳前後の学生は頑張って卒業を勝ち取って欲しい。多くの学生が卒業できるようにと、私はそう願っております。