慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

高認生から単位取得の報告が!

 先日、高認を経て慶應通信に入学した方(以下「高認生」とします)から単位取得の報告がきました。本当は、メールが7月に届いていたのですが、なぜか迷惑メールのところに入っていたので、今更になって気付きました(^^;)。この調子で頑張っていって欲しいと思います。
 一般の通学課程は、内部進学を除いては、殆ど全て難関高校出身の学生です。しかし通信生に至っては、東大・東北大などの旧帝大の卒業生から高認生と、前歴に大きな隔たりがあります。その中で、一番不利なポジションにいる高認生から単位取得の報告を聞くことができたので、とても嬉しく思っています。
 私は、決して高校を「単なる通過点」と言うつもりはありません。しかし「高校と大学、どちらが大切か」と聞かれると、私は「大学」と答えます。大学には、いろんな可能性に満ちあふれています。
 私は慶應通信に入学する前は、堺市にある大阪府立大学に通っていました。ラジオが大好きで、所属していた環境問題研究会のウェブサイトでネットラジオを流したことがありました(大阪府立大学にはアナウンス研究会はありませんでした)。当時はお金がなかったので、ミキサーなどを買うことができず、BGM抜きの放送でした。
 縁があって、プロのナレーターさんや吉本関連の構成作家さんと知り合うことができ、放送に関して、喋り方などを教えて頂いて、非常に感銘を受けたことを覚えています。
 私が今住んでいるような田舎では、決して経験できるようなことではありません。


 もちろん高校も大事です。高校は、教育困難校でない限り、中退する学生は殆どいません。ですから、中退したという過去は、大きな挫折だと感じていると思います。でも、大丈夫。大学を出たらそんなのはチャラになりますから。
 これを見てくださっている方の中には、高認生の方はたくさんおられると思います。最初の2単位をとるのがすごく大変だと思います。でも、なんとかして2単位を取ってください。一度感覚を掴んでしまえば、どうにかなると思います。