慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

質問への回答(1)

 こんにちは、斎藤です。

 これから何回か、慶應通信について私のところに寄せられた質問について回答したいと思います。今、8件ほどの質問をいただいております。しかし、質問内容はほぼ共通しているので、3点ほどに分けて回答したいと思います。

 まず1点目は「不本意な大学に進学したが、将来が不安で仕方がない。大学に通えず、遠隔授業を聞いても全く頭に入ってこない。中退して通信制の大学に入学したほうが良いのではないかと思うようになった。慶應通信はどのようなものなのか?」というものです。

 約8件のうちほとんど全部がこういった質問です。正直、私を含め誰もがコロナでこのような年になるとは思ってはいなかったでしょう。サークルや友達作りなど大学生が楽しみにしていることのほとんど全てがなくなってしまいましたからね。で、与えられたのが全く訳のわからない授業…というので私は同情します。特に理系は。

 大学の授業は、ほとんどが訳のわからないものです。初めて遠隔授業に挑む先生の指導スキルがそんなに高くないかもしれないし、一方で学生の現段階での学習スキルもそんなに高くない。今の段階で本なんて読んでも理解できるわけないし、レポートなんて書ける気がしないのは当然だと思います。

 こういう状況下において、不本意合格の大学を退学して慶應通信への秋入学を目指すかどうかについて、私の回答は下記の通りです。

①今の大学を中退し、秋入学を目指す

 ただし、これはMARCH・学習院の学生に対してです。学力が日東駒専以下の学生に対しては、どちらかというと法政・中央・日本大学をおすすめします。中央・日大は忘れましたが、法政は卒論が必須ではありませんので、卒論が必須の慶應通信と比較して卒業は格段に楽です。

②とりあえず2年待ってみる

 夏が過ぎる頃にはコロナはあけていると思います。大学にどのようなサークルがあるか、どのような先生や同級生がいるか知ってから判断しても遅くないと思います。2年経てば他の大学への編入という選択肢ができますし、慶應通信にも特別課程として入学することができます。

 正直のところ②の方が堅実ですが、①の方があっている子がわりといますので、とりあえずこの順で答えさせていただきました。

 慶應通信は英語が肩透かしを食うほど簡単なのですが、レポートは簡単ではありません。正直、通信で学力を身につけさせるというよりも、学力の高い子に対して格安で学歴を与える機関だと思っています。でも勢いのある不本意合格の方なら、乗り越えてこれると思います。

 今年はブログを見てくださっているかたが多いように思います。更新はしていませんが、極端に減ってはいないと思います。ロンドンブーツの田村淳さんが入学されたことで認知度が一気に高まったことが原因でしょうか(今は中退されていますが…)。あのとき、このブログのpvが激増してびっくりしました。