慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

『ドラゴン桜』関連文献

 今日、『ドラゴン桜』と関連した本、『個性を捨てろ!型にはまれ!』という本を読みました。

個性を捨てろ! 型にはまれ! (だいわ文庫)

個性を捨てろ! 型にはまれ! (だいわ文庫)

 私は『ドラゴン桜』に関しては、どちらかというとアンチ派なんですが、『個性を捨てろ!』に関しては、殆どが賛成できることが書かれていました。受験勉強も、通信教育も型が大切です。『東大合格生のノートはかならず美しい』という本がだいぶ前に出版されましたが、これらのノートは、ここ生徒の全てが勉強の基本を押さえ、そして自分の型を編み出しているなと思いました。勉強を重ねた上で身に付けた工夫が、ノートに現れているのです。
東大合格生のノートはかならず美しい

東大合格生のノートはかならず美しい

 ところで、『東大合格生の…』には『ドラゴン桜』で紹介されていた「メモリーツリー」という暗記法が載っていなかったと思います(私の見落としかもしれませんが)。私は「マインドマップ」や「メモリーツリー」があんまり好きではないです。私の感想では、こうした勉強法があることを知ることは別に問題はないと思うんですが、深い考え無しに「メモリーツリー」を信奉するのは良くないと思っています。こうした類の勉強方は、勉強を積み重ねた上で生み出されたもので、知識のストックが溜まったからこそできるものだと思います。いきなりマインドマップなんて無理です。
 で、型の話しに戻りますが、私は卒業論文を「起承転結(起承結)」に則って書きました。起承転結を元にした論文の書きかた関しては、過去の日記に書いています。なお、私の起承転結は、本来(中国古来)の意味での起承転結とは少し違っているのですが、見ていただけると嬉しいなと思います。