慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

レポートを書く体力をつけるには

レポートを書くのには体力が必要です。その力を身に付けるには、実際に書いてみることが重要ですが、その際、ブログを作ってみることをおすすめします。新聞を写していると、いずれ社会や経済に関して、いろんなことが書きたくなってきます。ブログはその吐…

教育学(2)

私は教育学のレポートで、デューイを取り上げて書きました。でも、よくよく考えてみると、ルソー『エミール』について書いたほうが書きやすいのではないか、と思うようになりました。 実際、『エミール』の分量はデューイの『経験と教育』よりも厚いです。『…

社会学史1(4)

フーコーと並んで書き易いのが、ロバート・キング・マートンです。彼は「逸脱」に関する研究で知られています。彼の逸脱論の中心をなしているのが、「ラベリング理論」と「準拠集団論」です。 ラベリング理論というのは、個人に対してあるレッテルを貼ると、…

社会学史1(3)

いつも適当に、このブログを書いてます。2週間ほど前に社会学史1について書きましたが、あまりにも適当過ぎたかなと思い、改めて丁寧に書いてみたいと思います。この社会学史1は文学部でも易しい部類の科目です。ですので、学士入学で学習が立ち止まって…

愛読書

卒業が決定したら、調査票みたいな用紙が送られてきます。住所や職業、どの慶友会に属していたか、趣味や特技は何か、得意・苦手な学科はなにか、愛読書、よく読む雑誌は何か。こうしたことが聞かれます。なお、住所以外は空白でもOKだった気がします。 私…

図書館&書店

慶應通信のレポートは、参考文献を3〜6冊利用しないと書けません。インターネットで検索をかけて、底にある内容だけで書こうとすると、間違いなくD(不合格)です。もちろん、インターネットはレポートを書く上ですごく便利な道具なんですけれども、用途…

哲学・社会学のレポートのコツ

これまでここに載せてきたレポートを振り返ってみると、誤字脱字が多いなと思いました。よく合格がもらえたなと思います。また、おかしな文(破綻した文)も幾つか見つかりました。後でひっそり直しておこうと思うので、魚拓はとらないようにお願いします。 …

要約は大切です

卒業論文には、かならず要約という作業が必要です。要約が必要なのは、以下の2つの場面です。 (1)卒業論文を提出するとき→卒論の要約もあわせて提出する必要があります。 (2)卒論の「承(=旧情報)」を書くとき→論文中で先行研究を要約する必要があ…

レポートの書きかたに関するtips(1)

1.歴史系科目の引用 私は歴史系の科目は得意ではありません。その理由は、他の科目と比べて引用が難しいことです。私は「レポートが引用の羅列になっている」と指摘された経験があるのですが、それは、レポートに書くべきことの殆ど全てを、テキストの記述…

教育学(1)

教育学なんですが、私はジョン・デューイを取り上げました。教育学の文献では、多くの人に「教育の原点」として考えられているルソーの『エミール』が有名なのですが、『エミール』は上・中・下があるので読むのが大変です。一方、デューイの『経験と教育』…

勉強に関して思うこと

私は、中学受験の合否は「親」、高校受験は「怠惰との戦い」、大学受験は「鬱との戦い」だと思っています。中学受験で重要なのは、もちろん児童のヤル気も重要なんですが、親が子供に対してどのように接するかで、合否が左右されると思っています。中学受験…

便利なアイテム

昨年のスクーリングの際、ノートパソコンを教室に持ってきている方がいました。その方が板書をパソコンで写しておられるのを見ていて、すごく便利そうだなと思いました。これからは、ノートの代わりにパソコンで黒板を写す時代が来るのかなと思いました。ま…

慶應通信のいいところ&よくないところ

今、慶應通信の入学を迷っていらっしゃる方が多いと思います。願書を出そうか出すまいか、パソコンで検索していらっしゃる方も、これを見てくださっている方の中にも多いと思います。そこで、慶應通信の良いところ、良くないところについて書いていきたいと…

卒論はじめの一歩(3)

4.方法論を知る 慶應通信で卒論をお書きになる方の多くは、卒論の申し込みを行う際、どんなテーマで書くか決まっている方が多いと思います。しかし、どのように書いていけばいいのか悩んでおられる方も少なくないと思います。そうした方に文献を紹介します…

生活習慣を見直す

生活習慣を見直し、今日はいつもより1時間早めに寝て、2時間早めに起きてみました。 朝食は朝マックです。(この行為が正しいのかどうかはわかりませんが)贅沢にメガマフィンを食べました。 普段はアホほど寝ているのですが、これからは適度な睡眠と運動…

ナイツのネタ

「ブログランキングで上位にくればいいな」と思って、あまり深く考えずに「ランキング3位以内に入ったら、何か面白いことします」とサイドバーに書きましたが、まさか1週間でその日が来るとは思っていませんでした。面白いことと言っても大したことはでき…

卒論はじめの一歩(2)

最近私がとても驚いていることの一つに、Wコロンのねづっちさんがブームになっていることがあります。私はブームが起きる前からWコロンのことを知っていました。と書くとお笑いマニアか、と思われそうなんですけど、お笑い好きレベルは一般人レベルだと思…

コミケ最終日

コミケ見に行きたかったなぁ…。 このブログを見てくださっている方の中で、コミケに行かれた方がいらっしゃったら、コミケの感想なんかを知らせてくれたら嬉しいです。 それから、ブログ村ランキングですが、わずか1週間のうちに3位に達することができまし…

浅草キッドさんとM−1グランプリについて

慶應通信で一番有名なOBは、おそらく浅草キッドさんでしょう。10年前の入学式、嵐のように現れて、ひっそりと去っていかれました。今後あと10年は通信生のネタにされ続けることでしょう。 ところで、浅草キッドさんと同じオフィス北野に所属する芸人さ…

レポートの返却期日

今実家に帰省しています。時間的にゆとりがあるので、これまでのレポートを振り返り、いつ返却されたのかを書いていきたいと思います。 ところで、私は不合格のレポートは捨ててしまっています。ですので、合格したレポートのみ、返却期間を書いていきます。…

勉強をする上での最大の敵

私は、勉強する上での最大の敵は「怠け」ではなく「鬱」だとおもっています。勉強をしていく上では、もちろん怠けも気をつけなくちゃいけないんですが、私にとっては勉強するやる気自体を奪ってしまう鬱が一番怖いです。 私の性格なんですけど、楽しいときは…

コミケ始まりましたね

これを読んでいる方で20代の方は多いか少ないかは知りません。 しかし、20代にこれだけは言っておきたい。 コミケに言っていい日はスクーリングが休みの1日だけですよ。 3日全部参加しちゃダメですよ。 [一日目] ・徹夜組が痴漢 ・京浜東北で人身事故…

卒論はじめの一歩(1)

慶應通信の卒論は、最後の難関です。私は学士入学で、前の大学でいろいろ教わっていたので3ヶ月+α(誤字訂正を含め半年)で何とか書き上げることができました(しかし文献はそれよりも前から読んでます)。しかし、もし私が普通入学だったら、おそらく3年…

倫理学(1)

今日の内容は倫理学のレポートです。 どのような文献を読んだのかについては、「テキストの読み方(1)〜(4)」を見てくださればと思います。 倫理学 はじめに このレポートは、アリストテレスとカントという二名の偉大な思想家の持つ思想について説明す…

スクーリング中にやっておくべきこと

私は慶應通信に2007年10月、つまり3年前の秋に入学しました。 英語に関しては2008年のスクーリングまでには、全てクリアできていたのですが、それ以外のレポートが書ける時間が取れるようになったのは、2008年の10月からです。つまり、レポ…

通信生の就職活動について

今日は慶應通信生は果たして就職に有利か、ということについて、思ったことを書いていきます。 就職に関して明確なデータはないのですが、私は就職に関しては通学生と比較するとやや不利だと思っています。というのも、通学生は就職活動の際、学閥を利用して…

テキストの読み方(4)

レポートは知識がないと書くことができません。たとえ都市社会学の「感想を書け」というような課題でも、新たに知識を身につける必要があります。そのためには読書することが必要となってくるのですが、はじめは書いてあることが難しくて、なかなか読みすす…

社会学史1(2)

前回紹介した『監獄の誕生』は、以下のようなことが書かれています。 『監獄の誕生―監視と処罰』は1975年に出版された。近代以前における刑罰は、権力者の威光を示すために犯罪者の肉体に対して与えられるもの(公開の場で行われる四裂き刑、烙印、鞭打ちな…

社会学史1(1)

社会学史1と社会学史2は、字数さえ満たせば合格とも言われる、易しいめの科目です。ですので、文学部生は類に限らず受講するようにしましょう。 さて、社会学史1の課題は『クロニクル社会学』(有斐閣アロマ)にある社会学者のうち一人を選び、彼の思想を…

テストお疲れ様です

夏季スクーリングのテストお疲れ様です。 出来不出来いろいろあると思いますが、取り合えず落ち着いて、 明日からの二期に備えましょう。 それから、出願を考えていらっしゃる方は、 もし首都圏に住んでおられる場合は、一度日吉キャンパスに足を運んで見ま…