2022年が始まりました
「あけましておめでとうございます」と言いたいところですが、今年は全然めでたくない雰囲気で始まったように思います。昨年は地獄のような終わりでした。残念ながら、今年もこういった雰囲気が続くように思います。社会でも、個人でも。つらいですけど、頑張って耐えましょう。残念ながらそれしか言えません。
個人的なことではありますが、昨年の秋に重度の睡眠時無呼吸症候群であることが明らかになりました。寝ている間に呼吸が止まり、血中の酸素濃度が低下する病気です。血圧が常に160/110程度で、弟も同じ病気だったので発覚したのですが、これまで「太っている人がかかる病気」、「自分はそこまで重症じゃない」と思っていたので気付くのが遅れました。
睡眠時無呼吸症候群に罹患した人の8年後の生存率は63%です。弟と同じ30前後で発症していたと仮定すると、これまで非常に危ない橋を渡って生きてきたんだなと思いました。今はCPAP(シーパップ)という呼吸を補助する機械を鼻につけて寝ていますが、今はこの機械で睡眠が改善し、寿命が延びていくことを願うばかりです。
さて、このブログですが、これまで多くの方に見ていただいておりましたが、コロナが流行してからより一層アクセス数が増えたように思います。多くの方に役立てていただけていることについて嬉しく思います。
しかしその反面、以前よりもお金に苦心している学生や、慶應の通学課程から通信課程に転学された方々をSNS見かけるようになり、非常に心苦しく思っています。そういった方に対して「頑張ろう」程度のことしか言えないのがつらいところです。すでに頑張っている人からは「どうやってこれ以上頑張ればいいの?」と思われるかもしれません。
私から言えることは「なるべく健康に良いものを食べ、8時間寝ましょう」です。8時間寝れば、睡眠時無呼吸症候群の私でも思考が(多少は)マシになります。(という私自身睡眠時間が少ない時があるのですが…)頑張って寝るようにしましょう。
※思いっきりタイトル間違ってました
2021年→2022年。
10月も科目試験は代替レポート…!!
こんにちは、斎藤です。
実は本日、2度目のワクチンを接種し終えました。これを書いている今、接種から10時間ほど経っているのですが、今のところ腕が少し痛い程度で、幸い大きな副作用などはありません。
これまで1年半、自分なりに自粛を続けてきました。自粛に耐えよく頑張った、感動した、と自分ながら思っています。このところ、あまり大阪にすら行っていませんでしたので。
さて、次回10月も科目試験は代替レポートになりそうです。これは、これまで単位のあまり取れていなかった学生の方にとって、最後のチャンスかもしれません。代替レポートのほうが科目試験よりもやりやすいと聞いていますし、私もそう思います。単位の取れていない方は、この科目試験で奮起していただきたいと思っています。
今年と昨年ほど、通信大学生にとって運のいい年はないと思っています。一つ目は何より学費が安いこと。二つ目は通学制の学生と比べて学生生活に期待するものが少ない故、気分の落ち込みが少ないこと。三つ目は先述したとおり代替レポートによって単位が取りやすくなっていること。四つ目は他の人より早くワクチンが打てたことです。今、ワクチンは都会の人だけではなく田舎の人にとってもプラチナカードですからね。本当にすごく運がいいと思います。
夏期スクーリングが終われば、すぐに科目試験がやってきます。通信大学生の皆さんは、気を抜かずに頑張って単位を取得してください。応援しています。
和歌山の10年で得た能力
和歌山で過ごして10年たちます。あっという間でした。
その期間、私が身につけた能力として一番大きいものは、「あなたは恵まれているので、もっと努力をしなくてはならない」、「ほかの人はあなたよりもはるかに頑張っている」という被害妄想のようなものを、心の中で撥ね返すことができるようになったことだと思います。幻聴のようなレベルのものではないと思いますが、生まれた環境でしょうか、想像上の「恵まれない人」というのを過剰に意識して生きてきたように思います。
いや、いちゃもんをつけてくるような人は実際にいます。しかしながら、いい大学なんて年に10数万円払えば行けるところはありますし、公務員試験においても、あってないような試験を課しているところはあります。また、それなりの試験を課しているところでもきちんと対策を講じてさえいれば、何とかなると私は思っています。国家総合職以外なら。
私は、人生に失敗した高齢者たちのサンドバッグではないのです。八つ当たりされると困ってしまいます。
履歴書に「通信制」と書くべきかについて
コロナ禍ということもあり、通信制大学についての記事や動画が増えたように思います。今日はその動画で一つ気になるものがあったので、ここで考えたいと思います。
ひろゆきさんの「慶應通信の卒業生は履歴書に「通信」と書かなくていい」という旨の発言について。
私は履歴書には「通信」と書いた方がいいと思います。確かに慶應大学を卒業したことに間違いはないし、卒業証書は通学課程と同じものが得られます。
ただ、想像して欲しいと思うんですけど、面接の場で「勉強以外で学生時代に力を入れたことは?」とか「部活は何をしていましたか?」とか、根掘り葉掘り聞かれたら「通信制です…」と後ろめたいような気持ちで答えざるを得なくなると思うんです。
それだったら、最初から「通信制」と書いといた方がいいんじゃないかな、と。
質問への回答(2)
こんにちは、斎藤です。
いまさらながらですが、いただいた質問について書き忘れていたので、答えたいと思います。教職員の方からの質問ですが、「進路の決まっていない学生に、慶應通信を紹介しても大丈夫か?」について。
私の答えは、やめといたほうがいい、です。もしくは生徒に「大学には通信制のところがあるので、パンフレットを取り寄せてみてはどうか」と働きかけるにとどめておいたほうがいいと思います。それが例え進学校であったとしても、です。
正直、慶應通信を生徒に勧めてしまうと、かなりの確率で後々生徒から恨まれることになると思います。若い通信生の中には、貴重な20代をすべて大学生として過ごしてしまう方もいるので。また、途中で諦めて4、5年を無駄にしてしまう方も普通にいますので。
ちなみに私は卒業生でだいたいのことはわかっていますし、進路の責任はないので、普通に他人に勧めています。でも、明らかに学力が足りていない人に対しては、まずは通信制の短期大学を卒業してみてから、4年制の通信制大学に編入するのを勧めています。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます、斎藤です。
昨年2020年は、コロナの影響でしょうか、このブログが非常に多くの人に知ってもらえた年だったと思います。ほかに東日本大震災のときも多くの方に見ていただけたのですが、こういったときこそ、通信制の大学の意義の大きさを感じます。
多くの方に見てもらえたことで、通信制の大学に進んだという自分の人生の選択が決して間違いでなかったと実感することができました。私は自分の人生のほぼ9割を否定されて生きてきましたので。私は小寺の倅でありますので、これは仕方のないことです。
普段なら、新年をおめでたい感じで迎えたかったところではあるんですが、なかなか今年はそうはいきません。首都圏や大阪では大変なことになっているニュースを毎日のように見ます。実のところ、私はいまだにコロナに罹患した知り合いがおらず、不思議な気持ちで新春を迎えることとなりました。しかしながら周囲の雰囲気は重く、それだけに、自分が罹ってしまうと周りの人に迷惑をかけてしまうのではないかと不安な気持ちであります。
さて、これからが受験の本番のシーズンです。金銭的な問題などで既に通信制の大学を検討されている方も増えているのではないかと思います。私としましては、通学制・通信制のどちらを選ぶにしろ、この苦しい時期を乗り切っていただきたいと思います。どうか、頑張ってください。