慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

新生活のスタート

 改めて、ご入学おめでとうございます。入学後について、思ったことをすこしだけ書いていきたいと思います。
(1)はしゃぎすぎに注意
 社会人入学で、特に普通入学の方は初めての大学ということで、すごく浮き足立っておられると思います。これは仕方のないことだと思います。今から10年以上前のことですが、私もそうでした。
 しかし、20歳前後の若い学生ならともかく、人生の折り返しにおられる方が若者のようにコンパを期待していたら…顔が福山雅治みたいでしたら問題はないでしょうが、下手をするとドン引きされる恐れがあります。気をつけましょう。
 また、夏スク頃には、ぽんぽんとストーカーが現れます。自分に無駄な自信のある方たちです。女性の方は、ご注意を。
(2)編入は難しい
 通信でも通学課程に2年次編入できる制度があります。端的に言うと、ものすごく難しいです。私は大学での勉強の勘所をしっかり掴んでいる子は編入は可能だと思っておりますが、そうでないほとんど全員の方は、無理だと思ったほうがいいかもしれません。
 たまに通学課程に落ちた子が通信に入って、翌年本試験で慶應に入っていくのをSNSで見ます。また通信を諦め、本試験を受けようとした子が本試験に落ち、仕方なく通信を続けざるを得なくなったという悲惨なケースもあります。これが多数でしょう。編入で2年に入った子を私は見たことがありません。
 慶應通信を出て大学教授になる方がたまにおられますが、そういった方も編入しておりません。通信を平均より少し短めの6、7年で卒業して院を出て、そこで非常勤職をゲットというケースです。通信のウェブサイトにいらっしゃる東大の先生ですら、編入したとは言っていないです。一握りの天才でもそんなんですから、凡人は編入のために意気込まないほうがよいでしょう。
 大抵、チェーンのきっちりはまっていない自転車を全速力で漕ぐような感じになってしまい、自意識をこじらせて精神的に大怪我を負ってしまうような気がします。
 まずは落ち着いて塾生ガイドを読んで、なんとなく書けそうなレポートから着実にこなしていくことが大切だと思います。
(3)編入どころか、卒業自体簡単ではない
 編入どころか、卒業自体簡単ではなく、下手をすると卒業する前に諦めてしまうことも考慮にいれましょう。さっさと卒業したいのであれば、
1.色んなことに手を出しすぎない。もしくは、いろんなことに手を出してみて、無理だと思ったらさっと手を引く。
2.サークルで、オーケストラ、劇団、チームスポーツをするのはやめましょう。仕事ならば別ですが。人間関係のこじれがひどいストレスを生みます。勉強が遅れます。

 では、頑張って下さい。

ご入学おめでとうございます

 今年は、入学前からすごくやる気のある人が多いように感じます。
決して「釘をさす」というわけではないのですが、大学での勉強はそれほど面白くはありません。
 私が思うことですが、大学の勉強はピアノや絵の練習と同じで、練習して上達するものです。面白いことやためになることを聞いて、急に賢くなったりするものではないと思うんです。
 また、好きなことを常に勉強できるわけではありません。興味のない科目でも単位を取らなくてはなりません。好きなことを勉強できるのは、おそらく卒論になってからになりますが、卒論もそれなりにつらいです。学歴獲得のためと割り切って勉強するしかないです。
 それと、編入を軽く見てはいけない…。
 では、頑張って下さい。

「佛教大学」の項目を読んでみると…

 過去に書いたレポートを見てみると、文章が本当に支離滅裂だったことに気付きました。『』をつかうべきところに「」を使ったり、文章が意味不明だったり…。当時、慶應通信佛教大学・仕事を同時にこなしていたので、かなりのストレスを抱えながら生活していました。正規職員ではなく、今よりも精神的にきつい仕事でした。
 正気を保とうとしつつも、全く正気でなかったことを確信しました。
 過去のレポートをリファインして再掲しようと思いました。前のレポートを見て、「こんなんでも合格できるんだな」と思って頂けたらと思います。