18日の大阪慶友会で、ある方からこのような質問を受けました。「新聞の社説を写すことは、はたして文章能力の向上に繫がるか」というものです。私の意見としては、向上につながるのですが、ブログに「4000字書く」と書いたのは、ちょっと多すぎたかなと思っています。実際私がそれだけ書いたかどうか、自分の過去を振り返ってみると、非常に怪しいです。
文章を写すことをすすめている書籍は幾つかあります。その一つが『勉強のススメ』です。私はこの本を読んでいないので、ブログ『ライフハックブログKo's Style』さんから孫引きします。
- 作者: 石井貴士
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「ゴッドライティング」する
「文章がうまくなりたい」
そう思ってる方の、一番いい訓練方法は、
「自分が大好きな作家の文章を、写経のように、そのままワープロ書きすること」
P.165これを著者は「ゴッドライティング」と名付けていますw
しかしこれは効果がありそうですね。
やはり、何事もまずはマネするというのが上達の近道。
それにしても、、、「ワープロ」て、久々に聞きましたwゴッドライティングには、以下のようなコツがあります。 ポイントは、なるべく小説ではなく、ビジネス書やエッセイを選ぶこと。そして、「まえがき」や「はじめに」を書き写すこと。というのも、とくに、本のまえがきや、一章の最初あたりが、その作家の文章の特徴が出やすいからです。
(中略)
また、注意点として、できればひとりだけではなく、二人の作家の文体をまねする訓練をしたほうがいい
P.168
私は手書きでしたが、『勉強のススメ』の著者の方はワープロをすすめています。まぁ、どっちでもいいのではないのでしょうか。文字で埋まったノートを横に振ってみると、固めのセロファン紙のような、ピラピラという音がなります。この音を聞くと「勉強したなぁ〜」という気持ちになります。