少し前に一度紹介したことがあるんですが、中谷彰宏さんの『大学時代しなければならない50のこと』について、気になるところがあったので引用したいと思います。
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 文庫
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本は集中して早く読むのが、いちばん頭に入る。
僕は今、かなりのスピードで本を読みます。
本を読むのは集中力です。
読む速さと理解力は関係ありません。
ゆっくり読めばよく分かるというものではないのです。
集中していなければ、いくらゆっくり読んでもわからないのです。
集中していれば、かなり速いスピードになるはずです。
(中略)
僕は、速読の学校に行ったことはありません。
でも、必要に迫られて本をたくさん読んでいるうちに、
おのずと速読の方法と力を体得したようです。
後になって、速読法の本を何冊か読みました。
それは、僕がしている読み方と、殆ど同じでした。
私も、なるべく本は早く読みきるようにしています。もちろん、分からないところがないわけではありません。分からないところのほうが多い文献もたくさんあります。文献には、通読すべきものと、かいつまんで読むものと2種類存在します。これは個々人によって異なりますが、通読する場合は、なるべく早く全てを読みきるようにしていました。ただ、あまりにも難しすぎて分からない本は、途中で読むのを辞め、早分かり本や文庫本に手を出すようにしていました。