慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

クイズ文化の社会学

 慶應通信とは関係がないのですが、私はこういう本を持っています。『クイズ文化の社会学』。文化社会学に関心のある方におすすめです。

クイズ文化の社会学 (SEKAISHISO SEMINAR)

クイズ文化の社会学 (SEKAISHISO SEMINAR)

 私が大好きなクイズ番組の一つに『クイズ$ミリオネア』があります。この番組ですが、イギリスが発祥で、いろんな国々でローカライズされて放映されてました。国と国とで見比べてみると面白いです。



クイズ$ミリオネア』(司会:御法川法男)。動画に「徳光和夫」とありますが、井森美幸さんが回答者です。

『超級大富翁』(謝震武)…台湾。ちょっと日本と違います。

『Who Wants to Be a Millionaire?』(Regis Philbin)…米国。司会がいい味出してます。

『Milyonçu』(Azar "Axşam" Şabanov)…アゼルバイジャン。なんと読むのでしょうか。サバノフさん?

『Chi vuole essere milionario?』(Gerry Scotti)…イタリア。何か司会者がとっても楽しそうだ。

『Кто возмет миллион?』(Serik Akishev)…カザフスタン

『Wer wird Millionär?』(Günther Jauch)…ドイツ。

『Kim 500 (beşyüz) bin ister?』(Kenan Işik)…トルコ。

『Ai là triệu phú?』(Lại Vǎn Sâm)…ベトナム

『من سيربح المليون』(George Kurdahi)…中東各国。

『Kes tahab saada miljonäriks?』(Hannes Võrno)…エストニア


他にもいろんな国で放映されています。特徴的だったのがインド。
インドはたくさんの言語があり、ミリオネアは一国内でも、別々の言語で3つの番組があります。
また、中国語はどこでも話されているため、マレーシアやシンガポールなどに、中国語版ミリオネアがあります。
ざっと見たところ、東欧諸国や、CISで盛んなイメージがあります。