数年前、ある方が本人のブログに「慶應通信には、歪んだ政治的思想を持っていたり、メンタルを病んだ学生が多い」というようなことを書かれていました。
アメ○ロの慶應通信グループには「民主党なしで暮らしたい」と書かれた紙を持った写真を顔写真にしている子や、書いていることから明らかに精神的に良くないことがわかる子がいたので、さもありなんという感じです。匿名掲示板には人生の手遅れさんたちが屯(たむろ)しています。
ところで、このブログにメールを下さる方の中にも、ときどきメンタルを病んだ方がおられます。多くは、子供の頃のつらい思い出が大人になった今になっても癒されることなく、そのまま引き摺っている感じが見受けられます。慶應大学を出ることで、なんとかして周りから出遅れてしまったのを取り戻したい、といった感じでしょうか。
今でも癒されない過去のトラウマを、心理学用語で「インナーチャイルド」と言うそうです。私自身も過去に酷い思いをしたことが何度かあり、その克服のために苦心しております。子供時代がつらかったので、昔と同じ環境で子供を育てる気持ちになれないため、子供は要らないと公言しております。
子供時代はあまり良いとは言えない環境の中、無理やりいろんなことを強いられてきたと思います。
今では、その劣悪な環境を構成してきた人たちが次々と人生を破綻させているのを見て、「過去の自分は頑張った」と思うようにしています。
つらい過去を思い出してしまったときは、何かしら過去の頑張ったことを思い出して自分で褒めてあげてみてはどうでしょうか。
断捨離生活(2)
ご無沙汰しております、斎藤です。このたび、twitterを非公開にしました。でもフォローは受け付けておりますので、一般の大学生・通信大学生であることがわかれば、こちらもフォローさせていただきます。
さて、私は改めて英語の勉強を開始しました。数年前から勉強をすると言い続けていたのですが、ようやく重い腰が上がりました。腰を上げるのに4年ほど掛かったと思います。
英語の勉強に取り組めるようになったのは、断捨離のお陰です。私は2月からコツコツと本の断捨離を行っています。まずは慶應通信や大阪府立大学大学院で使ったテキストを裁断機で裁断し、スキャナに掛けてデータ化し、パソコンに入れました。そして、公務員予備校テキスト、自己啓発書、漫画…と次々とブックオフで売ったり、裁断・スキャナ掛けをしていきました。
その過程で、いろんなものを諦めました。まず漢字検定、朝鮮語検定についてはもう勉強しないと決めました。漢字については日常生活で今のままで漢字が書けなくて困ることはないし、朝鮮語は韓国に行ってもそれほど使うことはないからです。たいていみんな日本語が喋れるので、ハングルが読めれば旅行には困りません。観光系の大学院を受験するのも諦めました。新しいことを始めても時間の無駄だということを自覚しました。
その代わり、TOEICスコア800点と簿記3級は確実に仕留め、あわよくば簿記2級を狙っていく心構えでいます。
「もったいない」と思ってそのままにしていたモノたち。思い切って捨てることで、思考がスッキリとします。
志望動機+書評が書けない場合
そろそろ合格通知が来ていると思います。合格された皆様、おめでとうございます。これからが本番ですが。
さて、これを見ている方の中には、10月に入学を考えていたけれど、志望動機や書評が書けなかった、という方がおられると思います。慶應通信は、入学してからが勝負ですので、入学するにあたって志望動機+書評はなんとしても書き上げたいところです。書けば、たいてい通ります。6人に1人が落ちるレベルです。
ところで、これを見ている方の中には、志望動機+書評が書けなかった、という方もおられることかと思います。「完全なものを書きたかったけれども、なかなかそれができなくて…」といった感じでしょうか。そういった状態のときは、「現時点では入学する力がない」と考えた方がいいと思います。でも、心配はいりません。半年間で勉強すればいいのです。
ただ、学士入学・特別入学でない普通入学(高卒)の方に関しては、私は別の通信制大学、通信制短期大学で勉強された方がいいのかなぁ、と思っています。
慶應通信の卒業率は(今はわかりませんが)10%程度、卒業年数はおよそ9年だったと思います。これは、学士入学も含めてです。ですので、作文力が低いまま入学しても結局中退するだけでは…と思うのです。
別のやさしめの通信制短大で修行して、準学士の学位をもらってから慶應通信に特別入学した方がいいと思うのです。特別入学は、いくらかの単位が免除されます。慶應通信に入って、2年たつけど単位が10も取れていない人はたくさんいます。
ですので、志望動機や書評が書けなかった人は、別の通信制短大で修行してから慶應通信を目指してみては?と思います。
6人に1人が落ちています
塾生の方が持ってきてくださった慶應義塾のデータによると、通信教育課程は、6人に1人が落ちていました。言い換えると競争率は1.2倍です。
通学課程の方や他の方がこの数字を見たとき、「通信課程はほとんど落ちない」と思うことでしょう。しかし、通信課程にとって、これまで人を落とした年はなかったと思います。
定員は入学者と比べてかなり多く、いわゆる「定員割れ」している状態です。それでも人をここまで絞ったということは、たくさん合格者を出しても「どうせ中退する」と事務局や先生方が判断したのでしょう。