慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

入学生が今のうちにしておくこと

 今の段階では、レポート以前という方が多いと思います。そうした方は、夏までに4000字まで行かなくとも1000字〜2000字を書けるようにしたほうがいいです。この文字数はだいたいの目安です。雑でも構いません。どうして夏なのかというと、夏季スクーリングの最終日の試験に備えるためです。夏季スクーリングのテストで落とされることは科目試験と比べて少ないと思われますが、最初の6日間の授業は出たものの、最後のテストは及び腰になって受けず、結果単位を諦める人がいるそうです。テストの文字数はおよそ1000字〜1400字、多くとも2000字にはならないと思います。カチッと夏季スクーリングで単位が取れるようにしておく必要があるのです。編入試験を目指す方は初年の最大単位数(8単位だったかな?)をこぼすことなく取得することが必須です。
 では、そうした勉強をどうやって行うか。
 総合科目にはいろんな科目があるんですが、文学、法学、政治学、経済学、社会学、地学のうち、自分がとりたいと思う科目試験の過去問をゲットしてください。できれば3年分を慶友会で集めましょう。科目試験は本来、レポートを提出した後でないと受けることはできません。順番は逆になってしまいますが、先に科目試験の勉強をして、1000字〜2000字をすばやく書けるようにしましょう。もちろん、重要なところをピックアップして、丸写ししても構いません。科目試験は、テキストに書かれていることを書けばいいのです。そうすることで、日本語の知識を増やすんです。ちなみに、科目試験は過去問にきちっと取り組まない限り、合格点はもらえません。
 だんだんと日本語の知識がついてきて、レポートを書きたくなってきたら、レポートにチャレンジしましょう。ちなみに、レポートは落ちます。海外大学院卒でも旧帝大卒も、時折レポートを普通に落とします。落ちるのが当たり前だと思ってください。でも、たいていは凡人でもレポートに受かります。
 今のうちに、しっかりと科目試験にとりくむ習慣をつけておけば、後々困らないようになるでしょう。編入志望者は今からブーストをかけていこう。