慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

Fランク大学からの脱出について

 Fランク大学に在籍している学生さんの中で、そこから早く抜け出したいと思っている方は少なくないでしょう。ひょっとしたら、その中には、慶應通信の入学を考えている方がいるかもしれません。きっといらっしゃるでしょう。
 慶應のスクーリング授業では、熱心に授業を聴いている方が多いです。レコーダーを持っている方もいます。
 日吉駅を全裸で駆け抜けて逮捕される生徒や大麻で捕まる学生はいますが、それはどこの大学でもあります。私の大学の後輩は、東大阪大学、大阪商科大学の生き埋め事件で逮捕されました。正直のところびっくりしました。
 そんなFランクの日常に辟易している方に、慶應通信入学のためのアドバイスをしたいと思います。(ちなみに私が過去に通っていた大学は、素敵な大学でした。在籍していてよかったと思っています。)


1.二重学籍は可能か?
 二重学籍は可能です。その際には、現在通っている大学の許可を得ないといけません。その場合、学生課の方と話し合う必要がありますが、大抵の場合認めてもらえると思います。「現在通っている大学を退学すれば、そうする必要はないのではないか?」と思われるかもしれませんが、退学は一旦待ってください。現在の大学を中退し、その後で慶應通信に落ちる、ということになれば、最悪です。取り合えず、今の大学にはとどまってください。


2.どの学部を選べばいいか
 現在在籍している大学の同じ学部を選ぶと、慶應通信中退のリスクは少なくなると思います。既に購入しているテキスト類の多くは、慶應通信に行っても役立つと思います。ただ、今の学部が向いていないと感じた場合、文学部1類への入学をおすすめします。経済学部、法学部、文学部の中で、いちばん文学部が勉強に取り組みやすいです。ただし、文学部2類は難関です。歴女以外はおすすめできません。


3.慶應通信に合格した後は、どうして勉強すればいいか
 慶應通信に合格したら、前の大学はどうすればいいか、ということなんですが、学費がべらぼうに高くて払い切れなさそうだ、とか、前の大学が嫌いだ、という場合意外は、中退しない方がベターです。その理由は3点あります。
 一つ目は、継続して図書館が利用できる点。殆どの大学図書館は大学外の人に解放されていますが、中には、その学生でないと借りれない文献もあります。「こども学部」にも教育学に欠かすことの出来ない、ルソーの文献があります。
 二つ目は、先生に頼ることができること。慶應の課題で分からないときや、レポートの書きかたが全く分からないとき、先生の研究室に助けを求めましょう。
きっと手助けをしてくれるはずです。Fランク大学の授業風景はカオスです。それだけに先生は真面目な学生が大好きです。幼児教育の大学にも、理工系の大学にも、フランス文学などの人文系、経済学・法学などの社会科学系の教員はいます。しかし、そのときは「慶應の課題で分からないところが…」と言うのは大抵の場合アウトなのでやめましょう。それが許されるのは慶應OBの先生のみです(ただ、逆にそこの大学に慶應OBの教員がいれば百人力です)。
 三つ目は、万が一慶應が難しすぎた、と感じた場合のセーフティーネットです。


4.前の大学を中退してしまった場合、どうすればいいか
 前に通っていた大学の図書館を利用できるように、カードを申請しましょう。そして、教員の前では、あたかもまだその大学の学生であるように振舞いましょう。そしていろいろ質問しましょう。慶應大学の近くに住んでいる場合は、慶應大学の先生を頼りましょう。慶應大学の先生の多くは、真面目な生徒が大好なはずです。いろいろ質問しましょう。恥ずかしい場合は、慶友会を頼って、そこの方に先生を紹介してもらいましょう。
 そんな感じかな。思い立ったが吉日。今すぐ願書を取り寄せましょう。