私は既に大学院を出ています。慶應通信とは専攻が異なりますが、同時並行で進めました。院卒後ではありません。慶應通信を出ると、それほど大学院に進学するのは困難ではないと思いますが、大学院に進むために必要なことを書きたいと思います。
1.研究計画書
大学院に進学するためには、願書とともに研究計画書を送らないといけません。研究計画書とは、その名のとおり、どのような研究を、どのように進めるか、そしてその意義は何か、ということが書かれたものです。(大学院によっては、テストの時間に研究計画書を書く場合もあります。)研究計画書を書くために、私はこの文献を読みました。上の文献はかなり役に立ちました。
社会科学系大学院生のための研究の進め方―修士・博士論文を書くまえに
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2.専門試験
研究したい学問について、どれだけ知識があるかを問うものです。経済学、法学、政治学、社会学、思想哲学など、個々人によって受験する科目は異なっています。ここで、公務員の専門科目の対策書が意外と役に立ったりします。
3.英語+第二外国語
殆どの大学が、英文和訳+和文英訳です。どこの大学を受けるのであれ、多くの受験生は、出題形式の似た京都大学(学部)の入試問題で練習します。英語は多くの受験生にとって大切な科目です。決して簡単ではないので、注意が必要です。TOEICで高得点が取れていれば、免除されるところもあります。しかし、私の成績が上がったのは、大学院入学後でした。
また、第二外国語は、受験する大学院によってあったりなかったりします。旧帝大の人気学部には課されます。ドイツ語、フランス語、中国語を受験する学生が多いです。
4.面接
その名のとおり、面接です。学部とは異なり、必ず面接があります。しっかりと動機を言えるようにしておきましょう。あらかじめ先生とアポを取って、会っておくことをおすすめします。大学院は、なにより教授との相性です。楽しい大学院ライフは教授との相性に左右されます。
大学院にかんして、ざっと簡単に述べてみました。慶應通信では大学院に進まれる方が多いですが、大学院を意識するのは、(1)レポートや論文に慣れてきた+(2)卒論も、大体構想ができている、段階でいいと思います。
実は、慶應通信には院卒が結構います。そしてなぜか日本ではなく、ロンドン大学を出た方が少なからずおられます。頑張って海外を考えてみてもいいかもしれません。
正直、ここまでくれば、卒論はどんなことでも書けます。
慶應通信+大学院研究計画書対策の塾とかつくろうかな。斎藤塾レオパレス貝塚校、とか。
まだ誰もやっていないことをやってみるのは面白いことだと思います。
・授業は2回目以降スカイプで。
・必ずテストで合格する方法教えます。
・単位が取れるまで粘り強く見ますが、どんなレポートでも解けるよう、それ以前の基礎を徹底的に。
・卒論の取り組み方について。
・ただし、各自どこかの慶友会に入りましょう。
みたいな。