慶應通信! r.saitoの研究室

慶應義塾大学通信教育課程のブログです。皆さんの卒業を応援します。

教育実習の話

 私は教員免許を二つ持っています。一つは高校一種(英語)、もう一つは高校専修(公民)です。教育実習は楽しいか辛いかは運(どの学校に配属されるか)に左右されるので、アドバイスはできないです。でも居心地の観点から、20代ならば実習生の多い大規模校、30代以上ならば実習生の少ない小規模校がいいと思います。30代以上の方は、実習生という括りで21前後の学生の中に溶け込むのはきっと大変だと思います。しかし逆に小規模校だと、同年齢の先生の輪に溶け込むことができます。他の実習生は少ないので、あまり年上であることは気にならないと思います。
 私は地元の大規模校で教育実習を受けました。大学院の時に受講したので、同じ実習生には友人の弟妹、それから弟の友人がいて、仲良しになれてとっても楽しい実習でした。びっくりしたことは、知らない後輩から「パソコン部だった斎藤さんですよね、僕もパソコン部だったんですよ」と言われたことです。人数が少ない筈だったパソコン部には知らない後輩がたくさんいました。現在は3人ほどですが。部室には過去の遺品がたくさん残っていました。PC9801やBIO_100%なんて誰も知らないだろうなぁ、と思います。一番フリーゲームが楽しかった時代です。昨年の12月29日に、パソコン部の先輩たちとファミレスで食事をしましたが、部のつながりは今でも続いています。ちなみに、パソコン部は女子部員の多い、おしゃべりがメインの部です。
 どこの学校にも、名物先生はいます。私の高校には、過去に秋篠宮親王の家庭教師を務めた年配の先生がいました。苗字から「○○爺」というあだ名があったのですが、30代後半からそう呼ばれていたそうです。今は退職し、私学関連の機関で働いておられます。ペンギンに関する著作のある生物の先生でした。時折の雑談が面白く、家庭教師に向かった先で「これに服をおかけください」と差し出されたハンガーがスーツよりも格段と高いものだった、とかいろんな皇族関係の話をしてくださったのを覚えています。
 その先生は生物部の顧問でしたが、私のいたパソコン部と大の仲良しでした。両部ともチームを組み、高校生クイズに出場したことがあります。私が高2のとき、生物部が全国大会に出場しました。また、私が高校を卒業した後、パソコン部の後輩たちが全国大会準決勝まで進出しました。
 …なんか、教育実習の話から大きくズレましたね。教育実習は、たまに途中で来なくなる学生がいると聞きます。そんなことのないように、きっちりと受けましょう。それから、慶應は教育実習を受けるために、実力テストを受けなくてはならないそうです。それがかなり難しいらしいですが、めげずに乗り切ってください。
 ところで、今思い出したんですけれども、中には体育会系の学校があるらしいです。大学の後輩が、中学に電話を入れたとき、

先生「M谷(後輩)、本当に教師になりたいと思ってるんか!?」
M谷「なりたいです」
先生「声が小さい!ほんとになりたいんか?」
M谷「はい!なりたいです!」

 みたいなやりとりがあったと言ってました。